平成26年度 太陽光発電システム補助金について
2014.05.03(SAT)
皆さまこんにちは。新緑の季節を迎えました。5月は様々 な花が咲きほころび、その可憐な姿が日常に安らぎを与えてくれるようですね。
街路を彩るハナミズキもとても綺麗です。ハナミズキは北アメリカが原産で、1912年に当時の東京市長だった尾崎行雄氏が、アメリカ合衆国ワシントンD.C.へソメイヨシノを贈り、その返礼としてハナミズキが贈られたのが始まりで、その後、日本でも植栽されるようになりました。
日本から贈ったソメイヨシノは百年経った今、ポトマック河畔の桜並木として世界の名所の一つに数えられています。日本の桜とアメリカのハナミズキは、両国の友好の証としてこれからも咲き続けてくれることでしょう。
【平成26年度 太陽光発電システム補助金について】
平成25年まで、経済産業省により1KWあたり1.5万円~2万円の補助事業が実施されていましたが、平成26年度は予定されていません。 しかし、10KW以下の太陽光発電システムを設置した場合、余った電力を電力会社に売電できる「固定価格買取制度」は昨年と同様に実施されており、平成26年度は発電した電気1KWあたり37円で売ることができます。
国の補助金制度は受付終了となりましたが、今年度も補助金制度を手厚く行っている地方自治体が多く、太陽光発電に対する期待は大きいと言えるでしょう。
年間日照時間が長いことで有名な甲府市では、地球温暖化対策に積極的に取り組んでおり、昨年に引き続き平成26年度も助成金制度を導入しています。住宅用太陽光発電システム、高効率給湯器のみならず、木質ペレットストーブを設置された方も助成金の対象となります。 地球温暖化の原因物質の一つである二酸化炭素の発生を減らすため、新エネルギーへの転換が求められています。
甲府市 住宅用太陽光発電システム助成金制度
助成金額 1キロワットあたり 1万円 上限額 3万5千円
長野県佐久市も、日当たりが良いという地域の特性を最大限に生かせるよう、太陽光による自然エネルギーの更なる普及を図るべく、平成26年度も太陽光発電の設置に対し補助金を交付します。
エネルギーの地産地消を促進し、低炭素社会の構築に寄与するため、より多くの市民・事業者の皆さまが利用できるよう、補助の対象範囲も拡大されました。
長野県佐久市 太陽光エネルギー普及事業補助金
助成金額 1キロワットあたり 2万円 上限額 100万円 予算金額 1億円
その他、多くの自治体で太陽光発電システムの補助金制度を実施しています。詳しくはお住まいの自治体のホームページでご確認ください。
日本の主なエネルギー源は石油や天然ガス等の化石燃料で、ほとんどを海外からの輸入に頼っています。その輸入量は世界でもトップクラスです。 日本ほどにエネルギー自給率が低くはない国でも、自然エネルギー導入は国の施策にしています。資源の乏しい日本こそ、率先して自然エネルギーへの転換が求められるのではないでしょうか。
太陽光発電は、太陽の光を太陽電池によって直接発電するシステムです。電気を発生する際に二酸化炭素、騒音や振動、公害物質の発生が無く、環境にやさしいエネルギーです。電線が必要ないので、独立電源としても有効です。また、蓄電システムを併用すると、昼間作った電気が夜でも利用でき、停電時も安心です。地方自治体の各制度を上手に利用しながら、地球温暖化防止に取り組んで行きましょう。
トラックバックURL:http://sk-taiyoukou.jp/kanri/wp-trackback.php?p=653