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台風に対する心構え

2013.11.06(Wed)

11月に入り今年も残すところあと2ヶ月となりました!!
秋と言えば紅葉です。夏日が続いため、紅葉の見頃が遅れるのではと心配でしたが、10月下旬からは気温が下がったため、色づきの時期やピークは平年並みとなるもようです。冬に向けこれからますます気温も下がっていきますので紅葉狩りにお出かけの際は温かくしてお出かけ下さい。

 

そんな中10月16日に北海道で初雪が観測されました。
平年より22日早く、去年より33日早い観測となりましたが、札幌管区気象台によると、北海道の上空1500mには11月中旬並みの寒気が入り込んだ上、台風の影響でオホーツク海側から北東の風が入ったことが影響したそうです。

熱帯地方で発生する低気圧(熱帯低気圧)のうちで中心付近の最大風速が17.2m/s ※1 以上のものをさし、温かい海域から(海面水温26℃程度以上)熱と水蒸気をもらうことで発生します。

1風速17.2m/s  人への影響…風に向かって歩けない


            木々への影響…小枝が折れる


            建造物への影響…ビニールハウスが壊れ始める


 

今年の夏の猛暑で海面水温が上昇したことを受け、太平洋上で次々と台風が発生しており日本列島に大きな被害をもたらしています。

気象庁によると台風発生数は今年8月頃まではほぼ平年並みの15個でしたが、9月から急増し、平年(4.8個)を大幅に上回る8個の台風が発生しました。10月は台風28号で5個目となり、平年の年間発生数25.6個を上回りました。11月~12月も台風が発生することを考えると19年ぶりに30個を超える可能性もでてきたとのことです。

今期最大の勢力と言われている台風26号では甚大な被害を受けた伊豆大島(東京都大島町)で今現在35人の死亡が確認され、依然として6人が行方不明となっています。

 

これからの台風での被害を最小にするためにも台風に対する防災対策を紹介したいと思います。

 

~台風に対する心構え・防災対策~

 

1.雨戸やシャッターがきちんと閉まるか、事前に確認をしておく

 

2.いつでも非難できるように、非常持ち出し袋を準備しておく

 

3.停電に備え、懐中電灯、ろうそく、携帯ラジオ、予備に電池を用意しておく

 

4.停電をすると断水する地域もあるので飲料水、生活用水を確保する

 

5.最寄の避難所・非難経路を確認しておく

 

6.飛ばされそうなものは、室内に移すか、固定する

 

7.お年寄り、乳幼児、病人などは早めに非難をする

 

 

 

また、台風は接近時や通過時に大雨や暴風雨などをもたらすだけでなく通り過ぎた後も吹き返しの強い風吹いたり、大雨により地盤が緩んでる場合には、ほんのわずかな雨でも土砂災害の恐れがあります。

台風シーズンはまだ終わっていません。被害を最小限に抑えるためにも一人一人が災害に対する意識をしっかり持ち防災対策をしっかり行いましょう。

 

 


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