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2013年度夏の節電要請期間スタート

2013.08.07(Wed)

梅雨も明け連日暑い日が続き、いよいよ夏本番となりました。連日熱中症のニュースを耳にしますが、こまめな水分補給を心がけましょう。また、エアコンや扇風機を適切に使用しましょう

そんな中、経済産業省では、7月1日から節電要請期間をスタートさせました。この節電要請期間とは、夏の電力不足を回避するために政府によって設けられたもので、今回で3回目となり、国民生活や経済活動などへ影響を極力回避した無理のない形で確実に行われるよう初めて目標数値の無い節電要請となります。


◆節電要請期間:平成25年7月1日(月)~平成25年9月30日(月)の平日
(8月13日~8月15日を除く)


◆節電要請時間: 9:00~20:00



【電力使用の特徴】


夏の電力使用量の特徴としては、日中(13時~16時頃)に最大のピークをなる傾向にあり、日中ご在宅の場合は、特にこの時間帯の節電が重要となります。


また、夏の日中(14時頃)の電力使用量の半分以上は「エアコン」が占めており、エアコンの節電が重要となってきます。




供給能力を超える電気を使おうとすると電気の流れが不安定になり、突然広い地域で停電になる恐れがあります。そのため、東日本大震災以降電力供給が不安定であった2年前に初の計画停電を実施しました。しかしこの計画停電時には各ご家庭でも冷蔵庫が止まり、水が出なくなるなど不便を強いられた他、電車が運休したり、信号機が停止してしまい交通事故が起こるなどのトラブルがありました。


今年の夏はいすれの電力管内でも電力の安定供給に最低限必要とされる予備率3%以上を確保できる見通しとなりましたが、大規模な電源脱落などが発生した場合には電力需給がひっ迫する可能性もあります。突然の大規模停電や計画停電を避ける為にはひとりひとりが節電意識を持つことが大切です。そこで夏の節電対策をいくつがご紹介したいと思います。



【夏の節電対策】


①エアコン使用時、冷やしすぎに注意し、室温28度を心がけ、エアコンのフィルターをマメに掃除をする。


②エアコンを扇風機を併用し空気を循環させる。


③“すだれ”や“よしず”“緑のカーテン”などで窓から日差しを和らげる


④冷蔵庫の設定を「強」から「中」に変え、扉を開ける時間をできるだけ減らし、食品を詰め込みすぎないようにする。


⑤白熱電球や蛍光灯型電球がらLED照明に交換する。


⑥日中は不用な照明を消す。


⑦テレビを省エネモードに設定するとともに、画面の輝度を下げ、必要な時以外は消す。


⑧温水洗浄便座の温水のオフ機能、タイマー節電機能を利用する。または使わないときはコンセントをプラグから抜く。


⑨長時間使わない機器はコンセントからプラグを抜く。




この節電方法の中でも特におすすめの節電方法は③の“緑のカーテン”です。緑のカーテンとは、ツル性植物でつくる自然のカーテンのことで、伸びたツルと葉は夏の強い日差しをさえぎり、外壁の表面温度が高くなるのを防ぎます。また植物は水を与えると土が水を蓄え、その水を根が吸い上げ、葉にも行き渡らせます。そこに風が吹き抜ければ涼しい風が室内に流れ、エアコンの使用を控えることができます。また、収穫した果実は料理にも使えて一石二鳥です。




その他にも沢山の節電方法があるかとは思いますが、決して無理のない方法でお願い致します!!!無理はせずともひとりひとりの少しの意識と心がけが節電に繋がります。まだまだ暑い日が続きますので皆様くれぐれもご自愛ください。


※各電力会社では、日々のピーク時の供給力や予想最大電力などをご覧いただける「でんき予報」をホームページに掲載しておりますので、効率的な電気のご使用や節電にお役立てください。

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